私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
あれから触れられるたびに、身体が反応して、もっとしてほしいって思う。
だからって最後までする覚悟があるかといえば少しはあるとは思うが、きちんとした覚悟は決まってない。
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昼休み、ぼんやり食堂に行って、無難なカレーを選んで席を探していると、男女2人で座る医師のうち男性の方が手を挙げた。
「くるみちゃん、こっち座る?」
それが壮汰さんであることに気づき、私は躊躇する。
(修って、なぜか壮汰さんが絡むといつも以上に強引になるから……昨日もそうだったし……)
どうやら修に壮汰さんはアンタッチャブルらしいことに、私は薄々気がついてきていた。
(あんなにいい人だし、いつか誤解が解ければいいけど……)
そう思っていると、「いいからいいから」と無理やり席に座らされた。