私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
修に触れられるたび、いちいち身体が跳ねる。
修が微笑む声が聞こえると、恥ずかしくなったけど、その手を制止することはなかった。
私の、女性の……気持ちいいところを知ってる手、指、舌。
それは慣れてるから?
そう思うと、自分と修の差に泣きたくなった。
修が何度もその差を見せつけるように、私の身体を翻弄する。
「あっ……んっ、ひゃっ……!」
「今日、大人しいんだな?」
修が目を細めて私を見て、私は思わず修を抱きしめる腕に力を込めた。
「抱きしめて、キスしててっ」
修は言われた通りに、もう一度強く抱きしめてくれてキスをしてくれた。何度も何度も激しく。
唇が離れると、私は「もっと」とせがむ。
「ちょ、そういうこと言うの……反則」
修の唇が何度も私の身体を這う。
私は修の手を追い、その手を掴むと、
「もういいからっ。覚悟なんてとっくにできてるから……。もう、今日……最後までしてっ……!」
と叫んでいた。