私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

「ね! 誓いのキス、して!」

 修は少し困った顔をして、でも、私が目を瞑って、はい、と言うと、唇を合わせてくれた。思った以上に軽い感触に私は目を開けて、修を見つめると微笑んだ。

「……へへ。キスしちゃったね」

 私が言うと、修はまた少し困った顔をする。
 でもね、私にはちゃんとわかるんだよ。

ーーー修が私のこと好きだってこと。

< 55 / 388 >

この作品をシェア

pagetop