私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
ちらりと修を見ると、修は超絶不機嫌そうにこちらを見下ろしていた。
それを見ると私の口は慌てたようによく動いた。
「わ、私が怪我しちゃったから手当してくれただけなの!」
「それは? ナニに使うつもり?」
指さされたのは私の手の中の下着だ。
「こ、これはゴミ箱倒して出てきただけ! 使うってなによ! こんなの使うはずないでしょ!」
私がそれをまたゴミ箱に投げ入れると、修はにこりと笑ってから、栗山先生に向き合い、
「あとは俺が引き受けますから、プライベートで関係のない先生はすぐにお帰りください」
と冷たい声で告げた。