私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
私がむすっとしながら、ゴミ箱の中身を全部戻した時、修がやっと口を開く。
「くるみは、これまでも男とか家に入れてたんだ」
「男って……! 違うわよ! 栗山先生はうちの教員だし、修とは違う! 私が男の人とまた話せるようになったのも栗山先生のおかげで、そういう男女の恋愛とかじゃないし!」
「ほんと、昔も今も男を信じて隙だらけだな……。俺があれだけ教えたのに」
そう言って、手が掴まれて私はぎくりとした。
修の顔を見ても、修の顔もまだ怒ったままだ。