私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「くるみ」
頬に修の熱い手が触れると、私はそれにビクリと反応する。
すると、そんな私を見た修の眉が不機嫌そうに動いた。
「俺にはそうやって警戒できるんだな」
「……だって修は違うから。修は、誰が相手でも変なことできるでしょ」
「くるみだって、そうされたはずの俺をまたここに簡単に入れてるんだよな?」
「それは修が強引に住みだしただけでしょ! 私は何度も出てってって言った!」
「くるみが、ちゃんと拒否できないから男につけいられるんだ」
「うるさい!」
私は修の胸を思いっきり両手で押した。