私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「ふいうちすぎる!」
「くるみ、隙ありすぎ」
「もっとちゃんと言ってからしてよ、心構えとかあるしさ!」
なんだか恥ずかしくなって、修から目線をそらせる。そして続けた。
「あともっとロマンチックな雰囲気の時にしてよ」
「はいはい。次は検討します」
修はそう言うと、そのまま靴を脱いで部屋に入っていった。
私はその後姿を見て、次もあるんだ……と呟いてから微笑んだ。