【SR】卵のレビュー一覧
誰にだって一度はあるつぶやき・・。 それが本当になってしまったら? 脆く脆く崩れていく絆を、懸命に取り繕う少女と、残酷な現実。 変化の描写が見事です。 今にも儚く壊れてしまいそうな卵を、手のひらに抱えてるようなイメージを思い浮かべながら読んでみてください。 脆く儚いモノ達が、読み手の心に迫る、極上のサスペンスです。
卵に籠められた願い事・・・ 家族に不信感を抱いている主人公はこんなお願い事をした。 『家族なんていなくなってしまえばいい』 その瞬間から… ちょっとした異変が起き始める━━━… 家族の大切さを改めて実感する事が出来ました。 どんどんお話に引き込まれてしまいます(*´∀`*) そして…最後、衝撃の展開にゾクッ! このドキドキ感を是非ともご覧下さい!
悩みを抱える望の手元に、ある日突然やってきた不思議な卵形の人形。 願いが叶うというその人形に半信半疑ながら、きっと軽い気持ちで願ったこと。 でももし、本当にそれが叶ってしまったとしたら―― 本当に大事なものは無くした後で気付くとよく言われますが、望も失いそうになった時、より一層初めて家族の存在の大切さに気付いたことでしょう。 ラストの一ひねりがまた、サスペンスらしい作品。 短編ながら、読み応え有りです!
普段は気付かない大切なモノ。 誰しもそれが大切なモノだとは分かっているのに、普段は気付けずに見落としてしまっている。 そしてそれは、無くなった時に初めて、掛け替えのない大切なモノだったのだと気付かされるもの…。 壊れていく卵に家族の姿を重ねた主人公が、その大切なモノを守ろうと奮闘する様は、読む人全てに大切なモノを気付かせてくれるでしょう。 是非、どうぞ。
家族に抱える不信感。 思春期さながらのこの感情は、き っと誰もが一度は感じた事がある のでは? 留学生から貰った不思議な卵。 幸せな家庭で育っていれば生まれ なかったであろうこの感情が、卵 に黒い情念を吹き込んでしまう。 その結果、待ち受けていた結末と は―――― 衝撃のラスト、お見事です!
主人公・望は、家族への不信感から満たされない日々を過ごしていた。 そんな中、同じクラスの留学生から願いが叶うという『卵』の人形をもらった。 彼女が望んだ願いとは――…? 最初から最後まで、ドキドキハラハラしながら読み進められるサスペンスです。 現代社会が抱える「家族」の問題について、鋭く提起したこちらの作品は、短編とはいえ、読み応えのある作品です。 衝撃的なラストから目が離せません。是非、ご一読下さい!
思春期真っ只中の主人公、望。 彼女を取り巻く周囲の環境。 誰もが一度は抱くであろう家族への不信感と、自分で消化できない悩み……。 そんな気持ちの狭間にさまよいながら出会う不思議な物。 リアルなのに澄んだ世界。 衝撃の結末に、あなたはこの作品を忘れられなくなります! このサスペンスを是非★
中学3年生の望は、上辺だけの家族が嫌でたまらない。 そんな時、望は「願いが叶う卵の人形」を手に入れる。 彼女がかけた願いの結末は―。 不仲な両親と、引きこもりの兄。 将来に夢を描けない少女。 現代の家族が抱える病巣をテーマにした、見事なサスペンス作品。 短編で潔くまとめた、作者さんの力量に拍手。 このラストを、あなたは予想できるでしょうか。
『居なくなればいいのに…』 父親、母親、兄、家族の事が煩く感じてしまう 誰しも、そんな時、あると思います ある日、留学生からもらった『卵の人形』には不思議な力が宿っていた おまじないをすれば、叶えてくれる 半信半疑の主人公は、悲しみの言葉をかけた そこから動き出すストーリー 家族の大切さ、家族の在り方を教えてくれる、ハラハラ、ドキドキ、サスペンス 『卵』 ぜひ。