今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
やっぱり久遠くんはとってもいい人だ……!!
「……私、久遠くんみたいな人のお嫁さんになれて、嬉しい……!!」
「っ……俺も、天音みたいな人がお嫁さんになってくれるなんて、嬉しいよ。僕は物語に出てくるヒーローみたいじゃないけど……天音を幸せにしてみせるから」
「っ……ありがとう……!私も、お姫様じゃないけど、久遠くんのことを絶対に幸せにするからね……!!」
絶対、ぜーったいだ……!!
「天音、じゃあゆびきりげんまんしよ?」
「!うん!」
私のチビな小指と、久遠くんの綺麗で長い指が交差され、ゆびきりげんまんをした。
「……再来年、この可愛い左手の可愛い薬指に可愛い天音に似合うような可愛い指輪をあげるからね」
「あははっ……ありがとう……!」
可愛いって言いすぎだけど……嬉しいなぁ。
「……天音、愛してる。大好き」
「えへへ、私も!愛してる!」
私たちはぎゅっと抱きしめあって、ちゅっと口づけをしたのだった。
この口付けを、一生久遠くんに縛られる覚悟を胸に。
*end*
「……私、久遠くんみたいな人のお嫁さんになれて、嬉しい……!!」
「っ……俺も、天音みたいな人がお嫁さんになってくれるなんて、嬉しいよ。僕は物語に出てくるヒーローみたいじゃないけど……天音を幸せにしてみせるから」
「っ……ありがとう……!私も、お姫様じゃないけど、久遠くんのことを絶対に幸せにするからね……!!」
絶対、ぜーったいだ……!!
「天音、じゃあゆびきりげんまんしよ?」
「!うん!」
私のチビな小指と、久遠くんの綺麗で長い指が交差され、ゆびきりげんまんをした。
「……再来年、この可愛い左手の可愛い薬指に可愛い天音に似合うような可愛い指輪をあげるからね」
「あははっ……ありがとう……!」
可愛いって言いすぎだけど……嬉しいなぁ。
「……天音、愛してる。大好き」
「えへへ、私も!愛してる!」
私たちはぎゅっと抱きしめあって、ちゅっと口づけをしたのだった。
この口付けを、一生久遠くんに縛られる覚悟を胸に。
*end*