今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
「ふふっ、ようちゃんへの愛が伝わってきた?」
「あーもう十分に」
……こう、愛が重いところはちょっとあれだけど……可愛いのよね。こんなに一途に思ってくれて、それに応えたいと思ってるし。
「ふふっ……可愛いわね。おいで」
そう言って手を伸ばせば、ぎゅっと私に抱きついてきた颯。
「えへへー好き好き大好きー!」
「私も大好き」
そう言いながら優しく頭を撫でる。
「ふふっ、ようちゃんは僕のもの」
「はいはい、ようちゃんは颯のものですよ」
なんだか弟みたい。
でもそう思うと、颯からはどす黒いオーラが出てくる。
「弟じゃ……ない」
「はいはい、わかってますよ」
私には実の弟もいるし、にても似つかないから大丈夫。
「……ようちゃんの弟、すっごいイケメンだよね」
「まぁね」
私の弟、陽太はだいぶの美形だ。
それに、超がつくほどのシスコン。
そのため颯と陽太は敵対視をしていて、ふたりを合わせるのは難しいしめんどくさいから極力合わせないようにしているのだけれど……。
ガチャン!!
「ここにいたのか姉ちゃん!!早く帰るよ!!」
こうして陽太が私を迎えにくるから、会わせないための私の努力は元も子もない。
「あーもう十分に」
……こう、愛が重いところはちょっとあれだけど……可愛いのよね。こんなに一途に思ってくれて、それに応えたいと思ってるし。
「ふふっ……可愛いわね。おいで」
そう言って手を伸ばせば、ぎゅっと私に抱きついてきた颯。
「えへへー好き好き大好きー!」
「私も大好き」
そう言いながら優しく頭を撫でる。
「ふふっ、ようちゃんは僕のもの」
「はいはい、ようちゃんは颯のものですよ」
なんだか弟みたい。
でもそう思うと、颯からはどす黒いオーラが出てくる。
「弟じゃ……ない」
「はいはい、わかってますよ」
私には実の弟もいるし、にても似つかないから大丈夫。
「……ようちゃんの弟、すっごいイケメンだよね」
「まぁね」
私の弟、陽太はだいぶの美形だ。
それに、超がつくほどのシスコン。
そのため颯と陽太は敵対視をしていて、ふたりを合わせるのは難しいしめんどくさいから極力合わせないようにしているのだけれど……。
ガチャン!!
「ここにいたのか姉ちゃん!!早く帰るよ!!」
こうして陽太が私を迎えにくるから、会わせないための私の努力は元も子もない。