今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
「えへへっ……マカロンの味がする。好き。大好き愛してる」
「はいはい、わかってる」
「っ……!また出直す!!」
もう出直さなくていいけど……とりあえず陽太が出てったからいいかしら。
「……久遠も、こうすればいいのに」
「え?」
「天音ちゃんのことが好きで、付き合ってるくせに妬くことしかできなくて弱虫で。見ててイラつく。」
……それって……。
「久遠のこと、心配してるの?」
「な!?ちがうよ!天音ちゃんが悲しんだら、ようちゃんも悲しいでしょ?ようちゃんを悲しくしていいのは、俺が意地悪した時だけだもん!」
「ふふっ、そうね。ありがとう。颯のそういうところ、大好きよ」
そう言いながら頭を撫でると、ボワッと顔を赤くした颯。
「ふふっ、やっぱり颯は可愛いわね。それに、かっこいいわ」
「っ……!!よ、ようちゃんは美人で優しくて、可愛いし、ちょっとツンデレで……でも、抵抗する力がなくてそこも可愛いし、言い方はキツくても優しいこと言ってるし、お嬢様じゃないのにお嬢様っぽい雰囲気出てるところを気にしてるところ可愛いし、僕に優しくしてくれるところ好きだし、ちゃんと僕に好きって伝えてくれるところも大好きだし——」
「そこまでにして!」
さすがに恥ずかしいわ。
「はいはい、わかってる」
「っ……!また出直す!!」
もう出直さなくていいけど……とりあえず陽太が出てったからいいかしら。
「……久遠も、こうすればいいのに」
「え?」
「天音ちゃんのことが好きで、付き合ってるくせに妬くことしかできなくて弱虫で。見ててイラつく。」
……それって……。
「久遠のこと、心配してるの?」
「な!?ちがうよ!天音ちゃんが悲しんだら、ようちゃんも悲しいでしょ?ようちゃんを悲しくしていいのは、俺が意地悪した時だけだもん!」
「ふふっ、そうね。ありがとう。颯のそういうところ、大好きよ」
そう言いながら頭を撫でると、ボワッと顔を赤くした颯。
「ふふっ、やっぱり颯は可愛いわね。それに、かっこいいわ」
「っ……!!よ、ようちゃんは美人で優しくて、可愛いし、ちょっとツンデレで……でも、抵抗する力がなくてそこも可愛いし、言い方はキツくても優しいこと言ってるし、お嬢様じゃないのにお嬢様っぽい雰囲気出てるところを気にしてるところ可愛いし、僕に優しくしてくれるところ好きだし、ちゃんと僕に好きって伝えてくれるところも大好きだし——」
「そこまでにして!」
さすがに恥ずかしいわ。