今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。

愛しのようちゃん❤︎side 颯❤︎

……今日は、愛しのようちゃんと、デートの日、だ……。


そのため、俺は超高級レストラン、遊園地を貸切にして、ものすごく楽しみにしていた。


一応、っていうか上杉と同じレベルの権力を持つ御曹司だった。


前に久遠が上杉と月城がトップと言ってたけれど、詳しくは


１位　上杉

１、２位　如月

３位　月城


なのだ。


全くアイツは弱虫のくせに頭まで切れないなんて！ようちゃんの親友の彼氏として、どうかしてる！


まぁその上俺は頭脳明晰で運動神経もいいし？やっぱ完璧だと思うんだよね。


まぁ勉強は普通、運動神経がちょっといい、その可愛すぎる程度のようちゃん様に比べたら全然下の下だけど……。


「……なに考えてるのよ」

「！ようちゃん！？なぜここに！？」


いつのまにか俺の膝にちょこんと乗っているようちゃんが愛らしすぎてぎゅっと強く抱きしめた。


「なぜここにって！あんたが乗っけたでしょ！」

「無意識でした……」

「はぁ……」


……いまはリムジンの中で、どうやら無意識にようちゃんを膝の上に乗っけていたらしい。


「……で、遊園地行くのよね？」

「そうだよ？」