今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
やっぱり久遠くんは笑顔がとっても素敵だ。
「あっ……あの、そのケーキでよければ——」
「食う。くれ」
「あっ……!!うん!」
えへへへっ……昨日のケーキはうまく作れたから、食べてもらえると思うと嬉しいなっ……!!
「あ、蘭くんは——」
「俺も食べる!!!」
「あっ、わ、わかったよ!」
き、聞こえてたんだっ……!!
ザワザワ従兄弟たちで騒がしいので聞こえてるとは思ってなかったな。
それで……。
ら、蘭くんすごいな。
蘭くんは幼稚園児3人組の夏樹くんを肩車して、秀くんと真夏くんを片手で抱っこしている。
「ら、蘭くんって力持ちだったんだね……」
久遠くんにそう話かける。
失礼ながら……蘭くんはとても華奢に見えてて……。
「……俺だってあんぐらいできる」
「あっ……あの、そのケーキでよければ——」
「食う。くれ」
「あっ……!!うん!」
えへへへっ……昨日のケーキはうまく作れたから、食べてもらえると思うと嬉しいなっ……!!
「あ、蘭くんは——」
「俺も食べる!!!」
「あっ、わ、わかったよ!」
き、聞こえてたんだっ……!!
ザワザワ従兄弟たちで騒がしいので聞こえてるとは思ってなかったな。
それで……。
ら、蘭くんすごいな。
蘭くんは幼稚園児3人組の夏樹くんを肩車して、秀くんと真夏くんを片手で抱っこしている。
「ら、蘭くんって力持ちだったんだね……」
久遠くんにそう話かける。
失礼ながら……蘭くんはとても華奢に見えてて……。
「……俺だってあんぐらいできる」