今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
スマホに映し出されたのは、さきほど保健室で寝ていた時の私だった。
私……告白……してたっ……!?
「……ていうことだから、さっさとサイン書いて」
「ええっ……!?で、でも……」
「ほらほら天音ちゃん!久遠くんのこと、大好きでしょ?」
「く、久遠くんのことは大好きですけどっ……!!」
あっ……。
……私、いま自分からしににいったよね……?
恥ずかしすぎて、ぷしゅーと煙が出そうなほど顔が赤くなっていることが手にとるようにわかった。
「久遠くんだって、天音ちゃんのこと、好きでしょ?恋愛としてー!」
えっ……?恋愛と、して……?
そ、そんなわけ、ないよね……?
「めっちゃ好き」
「えっ……!?」
ええええっ……!?
う、嘘でしょ……?
よ、陽奈ちゃん、助けてぇっ……!!
「じゃあ書いちゃってー!印鑑あるから〜!!」
「えええー!?」
——こんな感じで私たちは婚約をして、しまった……。らしいです。
私……告白……してたっ……!?
「……ていうことだから、さっさとサイン書いて」
「ええっ……!?で、でも……」
「ほらほら天音ちゃん!久遠くんのこと、大好きでしょ?」
「く、久遠くんのことは大好きですけどっ……!!」
あっ……。
……私、いま自分からしににいったよね……?
恥ずかしすぎて、ぷしゅーと煙が出そうなほど顔が赤くなっていることが手にとるようにわかった。
「久遠くんだって、天音ちゃんのこと、好きでしょ?恋愛としてー!」
えっ……?恋愛と、して……?
そ、そんなわけ、ないよね……?
「めっちゃ好き」
「えっ……!?」
ええええっ……!?
う、嘘でしょ……?
よ、陽奈ちゃん、助けてぇっ……!!
「じゃあ書いちゃってー!印鑑あるから〜!!」
「えええー!?」
——こんな感じで私たちは婚約をして、しまった……。らしいです。