今日も久遠くんは甘い言葉で私を惑わす。
婚約の手続き〜side 久遠〜
数日前の話。
俺は、とある理由で……。
「まぁ!ようこそ久遠くん!」
天音の家に、来ていた。
「天乃さん、こんにちは、今日はわざわざありがとうございます」
「いいえー!あ!中で尊が待ってるから、中に入りましょうね〜」
「はい」
今日天音は……納得がいかないが、蘭と勉強をしている、教室で。
だからこのチャンスを狙い、俺は、
天音と婚約できるように、手続きをすることにしたのだ。
ガチャンッ
「久遠か。大きくなったな」
「お久しぶりです尊さん」
「まぁそこに座れ」
「はい」
指定された席に腰をかける。
……自分の親もそうだが、天音の両親もいつ見ても歳をとってない。
恐ろしいな。
「あ、これ、よければどうぞ、つまらないものですが」
そう言ってあらかじめ用意していた高級店のケーキを渡す。
「まぁこのケーキ!一つ5000円する幻のケーキよね!?それを3つも……!!どうやって手に入れたの!?」
「うちの専属シェフに作らせました」
「まぁっ……ふふっ、ありがたく受け取らせてもらうわね」
「はい」
……緊張するからって日和るな僕、じゃなくて俺……。
俺は、とある理由で……。
「まぁ!ようこそ久遠くん!」
天音の家に、来ていた。
「天乃さん、こんにちは、今日はわざわざありがとうございます」
「いいえー!あ!中で尊が待ってるから、中に入りましょうね〜」
「はい」
今日天音は……納得がいかないが、蘭と勉強をしている、教室で。
だからこのチャンスを狙い、俺は、
天音と婚約できるように、手続きをすることにしたのだ。
ガチャンッ
「久遠か。大きくなったな」
「お久しぶりです尊さん」
「まぁそこに座れ」
「はい」
指定された席に腰をかける。
……自分の親もそうだが、天音の両親もいつ見ても歳をとってない。
恐ろしいな。
「あ、これ、よければどうぞ、つまらないものですが」
そう言ってあらかじめ用意していた高級店のケーキを渡す。
「まぁこのケーキ!一つ5000円する幻のケーキよね!?それを3つも……!!どうやって手に入れたの!?」
「うちの専属シェフに作らせました」
「まぁっ……ふふっ、ありがたく受け取らせてもらうわね」
「はい」
……緊張するからって日和るな僕、じゃなくて俺……。