HONEYHOLIC（２）運命ウエディング～身代わり見合いの代償は溺愛～

名誉の勲章

～達生side～

俺は雪姫を助ける為におとりになって、背中に大きな傷を負い、三ヵ月間入院した。

俺が入院している間に、俺と同期だった連中がアイドルデビューを果たした。

傷痕を消せばいい話なのに。
俺は傷痕を消せなかった。

月日は過ぎて、俺は御曹司や令嬢が通う横浜のセレブ学校・明和学園高等部に入学。

自宅からの通学は困難な為、寮に入った。

父親は大手広告代理店の社長。
叔父は大手芸能プロダクション『ギャラクシー』の社長。

芸能界志望の女の子たちが俺の元に近寄って来た。

俺もそんな子たちを利用して、性欲を満たした。