HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
真面目な伊集院先輩と不真面目な俺。

お互いにいい刺激を受けて、俺の態度にも変化が起きた。

伊集院先輩もまた実家が東京。
俺と同じ寮で暮らし、通学していた。

俺の部屋のシャワーが壊れ、仕方なく伊集院先輩のバスルームを借りてシャワーを浴びた。

「すいませんでした…」

「白石…お前カラスの行水だな…ちゃんと洗ってるのか?」

「洗ってますよ…」

下半身にパンツとスウェットを穿いただけの姿で出て来た俺は伊集院先輩に背中を向けてTシャツを着た。

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