HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「白石…背中の傷…」
「あ・・・これは去年父の友人の五歳の女の子を助ける為にクマに襲われた時の傷です。酷い傷で死にかけました」
「・・・お前がアイドルの夢を断念した理由が分かったぞ…」
「・・・俺は別に真面目にアイドル目指してたワケじゃ・・・」
「嘘をつくんじゃないぞ…でも、今の美容整形なら消せるだろ?」
「まぁ…」
でも、この傷は消したくなかった。
俺はが初めて男として命を張った証の傷。
「名誉の勲章だから…消せないのか…人の為に自分の命を投げ出すなんて…白石お前、凄い…男として尊敬するぞ」
伊集院先輩は初めて俺を褒めた。
名誉の勲章か・・・
この傷は絶対に消さない。
俺はそう心に決めた。
「あ・・・これは去年父の友人の五歳の女の子を助ける為にクマに襲われた時の傷です。酷い傷で死にかけました」
「・・・お前がアイドルの夢を断念した理由が分かったぞ…」
「・・・俺は別に真面目にアイドル目指してたワケじゃ・・・」
「嘘をつくんじゃないぞ…でも、今の美容整形なら消せるだろ?」
「まぁ…」
でも、この傷は消したくなかった。
俺はが初めて男として命を張った証の傷。
「名誉の勲章だから…消せないのか…人の為に自分の命を投げ出すなんて…白石お前、凄い…男として尊敬するぞ」
伊集院先輩は初めて俺を褒めた。
名誉の勲章か・・・
この傷は絶対に消さない。
俺はそう心に決めた。