HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
彼は朝食中も私から目を離さそうとしなかった。

「あの…ジッと見ないで」

「どうして?」

「どうしてって…さっきから…ずっと私の事みてるでしょ?」



「朝食よりも俺は君を見ていたいんだ…」

「貴方にジッと見られたら…朝食が食べれません…」

「食べれないなら…ベットに戻るか?」

「達生さん!?」

「君も俺の顔見ていいぞ…」

「それは…」

彼の顔を見ていると昨日の事が脳裏で浮かんでしまい、恥ずかしい。

「俺たち…ようやく夫婦になったな…雪姫」

「うん」

< 145 / 155 >

この作品をシェア

pagetop