HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
この向こうに白石社長が居る。
突然奪われた唇。
彼と会うと分かっていたら、もう少しセクシーな下着を着けていたのに。
「社長、逢沢です。小泉さんをお連れしました」
「入れっ」
「失礼します」
三週間振りに訊く彼の声。
逢沢さんがドアを開けて私を中に案内した。
社長室は更に広く開放感があった。社長一人で仕事するには広すぎる。
右側が高級な革張りの応接ソファセット。
左側はミーティングスペース。
その奥は社長が座る白亜のプレジデントデスク。
逢沢さんは丁寧に私を社長のそばまで案内した。
「逢沢お前は下がっていいぞ」
「承知しました。何か御用があれば、内線でお願いします」
逢沢さんは私たちに一礼して出て行った。
突然奪われた唇。
彼と会うと分かっていたら、もう少しセクシーな下着を着けていたのに。
「社長、逢沢です。小泉さんをお連れしました」
「入れっ」
「失礼します」
三週間振りに訊く彼の声。
逢沢さんがドアを開けて私を中に案内した。
社長室は更に広く開放感があった。社長一人で仕事するには広すぎる。
右側が高級な革張りの応接ソファセット。
左側はミーティングスペース。
その奥は社長が座る白亜のプレジデントデスク。
逢沢さんは丁寧に私を社長のそばまで案内した。
「逢沢お前は下がっていいぞ」
「承知しました。何か御用があれば、内線でお願いします」
逢沢さんは私たちに一礼して出て行った。