HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
部屋に戻り、二人で携帯で検索しながら必要な物をメモした。

「また…区役所に行かないといけないのか…面倒だな」

「私一人の問題なのに…忙しい達生さんを付き合わせてすいません」

「君一人の問題じゃないぞ。俺たち夫婦の問題だ」

「達生さん・・・」

「俺たちは結婚したんだ…違うか?」

「違わないです」

「なら、謝罪は無用だ…」



「喉が渇いた。コーヒー淹れてくれ」
「わかったわ」

達生さんからコーヒーを頼まれ、キッチンに向かった。
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