この恋の結末は
そんなこんなで、同期会がお開きになった。
飲み足りない子たちは2次回に行くみたいだけど私と美琴は帰ることにした。
「まなちゃん、ちゃんと帰れる??」
「大丈夫。私の心配より自分の心配して、美琴こそ帰れる?私の家に泊まってもいいけど、、」
「だいじょうぶーー」
「もー、本当に大丈夫なのかな、じゃあ変えろっか」
「まって、俺も帰る、一緒に帰ろ、」
「え、八神君二次会行かなくていいの??」
「うん、もう十分飲んだし、なんか今週疲れたまってて」
「そ、そっか、」
「八神が帰るなら、俺も帰るー」
「藤堂君までいいの??」
「一緒に帰りたくないのか―??」
ということで4人で駅に向かうことになったのはいいもののなんか私の隣に八神君がいるんですけど、、え、まってこういうのって普通女子同士男子同士になるんじゃないの、、、
アルコールのせいでまともに会話できる気がしない。でも、まだ駅にはついてほしくない。
「橘はさ、なんか趣味ないの?休日は何してるの??」
待ってください、そんな話興味ありますか??えなんて答えるのが正解なんだろう、、
「休日は、お昼まで寝て、平日のたまった家事をして時間があったらドラマとか映画とか見たりするかな。。。八神君は??」
「俺もそんな感じだ。どんな映画見るの?」
「いろいろかな、気になった飲みに行く感じだよ。」
もっぱら恋愛映画見てます、なんて恥ずかしくて言えない。。。
「じゃあさ、今度、、一緒に映画見に行かない?」
「え、あ、じゃあ後ろの二人も「二人で行きたい。橘と、ダメかな、、」」
「だ、ダメじゃない。わかった」