この恋の結末は
そんなある日、”今日仕事終わったらごはんいこ”

いつもよりおしゃれなレストランにいつもよりおしゃれで少し緊張気味の八神君君。
いつものようにご飯を食べてそろそろ帰ろうと思ったときに八神君がいつになく緊張した面持ちで言った。

「橘、俺たち付き合わないか？」

え、待ってください、幻聴ですか、、頭が真っ白になってしまった。

「なにか、答えてもらってもいいですか、、？？」

そんな八神君の声で今の言葉が幻聴ではなく現実なのだと理解した

「よ、よろしくお願いします。」

「あーーーーー、緊張した、、よかった、、じゃあ、今日から愛菜の彼氏は俺だからわっかった？」

「うん！」


「何があっても逃がしてなんてやらないから、覚悟してね、愛菜ちゃん。」

「もー、なにそれー！優馬くん」

この日のことはきっと一生忘れないだろう。大好きな人から一番欲しい言葉をもらえた。一番近い距離にいることを許してもらった。すごい奇跡が起きた。。。

仕事がやりづらくなってしまうため周りには内緒にしようと二人で決めた。王子と付き合ってるなんて周りに知られたら会社に行けなくなってしまうのが目に見えている。そんな、ことは気にしなくてもいいと八神君はいうけれど私にとっては重要事項だ。

そんなこんなで今でも私たちの関係を知っているのは美琴と藤堂君ぐらいだと思う。。
その数か月後に美琴と藤堂君が付き合っているという事実を知ったのはまた別の話。
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