この恋の結末は
それから一週間ほどが過ぎたが、何も変わらない状況でただただ仕事に追われ名案なんて出ず悶々と仕事をしている。


今日も冷たい風を浴び満員電車に揺られようやく会社に到着した。

「おはよう。愛菜。」

「おはよ、美琴。」

「ん?なんか最近元気なくない?さては、王子不足?」

「そんなことないよ?ただ最近忙しくて疲れてるだけ。」

「あー、確かに。企画、今すごく忙しそうだよね。玲も大変そうだし。」

「あははは、でも返信はくれるでしょ?」

「それはもちろん。じゃあさ、落ち着いたら鍋パーティーしよ!雅ちゃんも誘って!ね!いいこと思いついちゃった!楽しみ!今日も頑張れそう!」

「はいはい、わかったわかった。」

「冷たいなー。もー。お酒たくさん用意しておくから!」

「はいはい、ありがと。日付決まったら連絡して。今日も一日がんばろ。」

「うん!!わかった! がんばろ」

あぁ、最近疲れてたし考えすぎて頭痛かったから少しだけ元気が出た気がする。今日1日乗り切れそう。
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