この恋の結末は
そして、集中力を高め何とか自分の納得いく企画書を完成させることができた。

よし、これで完成。一応、藤堂くんにチェックしてもらおう。

「おまたせ、藤堂くん企画書できました。」

「おーー、ありがとう。お疲れ様。あとで確認しておく。」

「はーい。」

次は、報告書を書くのとA社にメールも送らなきゃ、、ダメだ、やらなきゃいけないことが多すぎて頭がついていかない。

よし、カフェラテ飲んであと少し頑張ろう。



「先輩!!定時です!!帰りましょう!!」

「まって、あと少し。」

「ダメです。今日は帰りましょう。最近の先輩は少し頑張りすぎです。あと少しなら手伝います。」

「本当にあと30分で終わる!!」

「本当ですか?じゃあ私も少しだけ仕事片づけます。」

もうこれじゃどっちが先輩でどっちが後輩かわからないや、、、本当に私っていつまでたっても容量悪いな、、、
ダメダメだ、、、ネガティブスパイラルに入ってしまう、、

「先輩、終わりましたか?」

「え、あ、うん、終わった、帰ろう」

「はい、お疲れ様です」


忙しい仕事が終わり帰宅の準備をする。

“今日の夜部屋行ってもい?”

ふとケータイを見るとそんな通知が来ていた。
たった一言。その一言で今までたまっていた疲れなんて吹っ飛んで体が軽くなる。
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