最強守護騎士の過保護が止まりません!~転生令嬢、溺愛ルートにまっしぐら!?~
アルヴィンは自分が不在のとき、王太子が訪ねてきたと聞いてから、セシリアの傍を離れなくなった。
何もなかったのだから大丈夫だと告げても、駄目だった。
さらには学園の方に掛け合って、セシリアの身の安全のために、個人的な部屋に結界魔法を使う許可までもらってきたらしい。
それは特殊な結界で、セシリアとアルヴィン、そしてセシリアに仕えるふたりの侍女以外は、アルヴィンの許可した者しか入ることができなくなる。
もし彼が今回のように何らかの理由で不在になってしまうときは、この部屋に逃げ込んでしまえば安全のようだ。
(すごい魔法よね……)
この国では聞いたことがなかった魔法で、その効果を知ったときは驚いた。
でも寮の部屋に結界を張るなんてよく許可が下りたものだと思うが、セシリアが実際に襲撃を受けたことを踏まえて、父であるブランジーニ公爵の名で許可を申請したらしい。
「お父様が、私の身の安全のために?」
「ああ。この魔法について聞かれ、教えると言ったら、すぐに許可してくれた」
「……お母様のためね」
何もなかったのだから大丈夫だと告げても、駄目だった。
さらには学園の方に掛け合って、セシリアの身の安全のために、個人的な部屋に結界魔法を使う許可までもらってきたらしい。
それは特殊な結界で、セシリアとアルヴィン、そしてセシリアに仕えるふたりの侍女以外は、アルヴィンの許可した者しか入ることができなくなる。
もし彼が今回のように何らかの理由で不在になってしまうときは、この部屋に逃げ込んでしまえば安全のようだ。
(すごい魔法よね……)
この国では聞いたことがなかった魔法で、その効果を知ったときは驚いた。
でも寮の部屋に結界を張るなんてよく許可が下りたものだと思うが、セシリアが実際に襲撃を受けたことを踏まえて、父であるブランジーニ公爵の名で許可を申請したらしい。
「お父様が、私の身の安全のために?」
「ああ。この魔法について聞かれ、教えると言ったら、すぐに許可してくれた」
「……お母様のためね」