最強守護騎士の過保護が止まりません!~転生令嬢、溺愛ルートにまっしぐら!?~
不安な対面
ララリにセシリアの部屋に来てもらい、それから三人でフィンに指定された学園の図書室に向かうことにした。
「もし何かあったとき、ララリさんもこの部屋に逃げ込めるようにしてほしいの」
アルヴィンに頼んで、結界が張ってあるセシリアの部屋に、ララリも入れるようにしてもらう。
これで、彼女がひとりのときに何かあっても、ここに逃げ込めるだろう。
待ち合わせの場所が通いなれた学園の図書館ということで、ララリは安心しているようだ。
けれど、セシリアはかえって不安だった。
もしそこで戦闘になれば、他の生徒を巻き込んでしまう可能性もある。フィンの狙いが何なのかわからない以上、慎重に対応するべきだろう。
何かあったときにどう動くのか。
軽く打ち合わせをしてから、フィンの待つ図書室に向かった。
アルヴィンが先頭に立ち、その背後にセシリアとララリが続く。
どうやら休日なので、今のところ他の生徒の姿はないようだ。それに安堵しながら、周囲を見渡す。
「ここだよ」
すると、図書室の奥から声がした。隣にある部屋からのようだ。
(あそこはたしか、特別図書謁見室、だったかしら?)
「もし何かあったとき、ララリさんもこの部屋に逃げ込めるようにしてほしいの」
アルヴィンに頼んで、結界が張ってあるセシリアの部屋に、ララリも入れるようにしてもらう。
これで、彼女がひとりのときに何かあっても、ここに逃げ込めるだろう。
待ち合わせの場所が通いなれた学園の図書館ということで、ララリは安心しているようだ。
けれど、セシリアはかえって不安だった。
もしそこで戦闘になれば、他の生徒を巻き込んでしまう可能性もある。フィンの狙いが何なのかわからない以上、慎重に対応するべきだろう。
何かあったときにどう動くのか。
軽く打ち合わせをしてから、フィンの待つ図書室に向かった。
アルヴィンが先頭に立ち、その背後にセシリアとララリが続く。
どうやら休日なので、今のところ他の生徒の姿はないようだ。それに安堵しながら、周囲を見渡す。
「ここだよ」
すると、図書室の奥から声がした。隣にある部屋からのようだ。
(あそこはたしか、特別図書謁見室、だったかしら?)