愛しの彼に溺愛~ジムトレーナーの場合~
え?ちょっとまって?今”俺様”っていった!?

東條さんの一人称って”僕”だったよね!?
どういうこと!?

大きな猫さん被ってたってこと…?


「アンタねぇ!その口調まじでやめなよ!ジムの人が聞いてたらどうするのよ!」
「いるわけねぇだろ?」
「あるかもしれないでしょ!」
「こんな食い倒れ通りいるわけねぇだろ!曲がりにもジムに通って自分を通うと努力してる人間が!」


「っう…!」


東條さん。

その言葉私の胸に刺さってます…。
ごめんなさい。食い倒れ通りに来てしまって…。

いろんな意味で悲しくなってきた。
今日のところは帰ろう…。

今度こそ帰ろうと思い私はその場でUターンをして帰路についた。


「ったく。…あ」
「どうしたのよ?」
「…いやまさかな」
「もう。なんなのよ…」
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