僕惚れ②『温泉へ行こう!』
その声に耳からゾクッとした快感が背中を突き抜けて、瞬間、トロリ、と足を蜜が伝うのを感じた。
「……っ」
息を吐き出しながらその快感を流そうとしたら、それを許さないとばかりに、彼の手が足の間に伸びてくる。
私を抱え込むようにして前から伸ばされた彼の手は、私の限界まで張り詰めた秘芽を暴くと、緩急をつけて刺激し始める。
そのまま私の吐き出した滑りを確認するように、彼の指が谷間に沿って這ってくると、
「あ、あんっ……」
恍惚とした心地よさに、抑えたくても声が漏れてしまった。
お風呂場の中で、お湯の溢れ落ちるちょろちょろと言う音と、私のはしたない嬌声と、理人が前を触る、クチュクチュと言う水音が混ざり合って、私は何も考えられなくなる。
「葵咲の中、すごく……熱いね……」
理人が私の中に指を差し入れながら、耳元で熱を吐き出すようにそうつぶやく。
「んっ、やっ……、言わない、でっ」
これ以上辱められたら、私は消えてなくなってしまう。
体温がいつもより高く感じられるのは、お湯に浸かっているせいだと、どうして言えなかったんだろう?
理人の指が、いつもより熱を帯びて感じられるのだって、きっと温泉のせいなのに。
身体から引き抜かれる彼の指を感じながら、ぼんやりとそんな言い訳めいたことを思う。
と、次の瞬間、彼の指なんて比べ物にならないくらい固く熱を帯びたものが、今理人の指を吐き出したばかりの穴にあてがわれた。
「……っ」
息を吐き出しながらその快感を流そうとしたら、それを許さないとばかりに、彼の手が足の間に伸びてくる。
私を抱え込むようにして前から伸ばされた彼の手は、私の限界まで張り詰めた秘芽を暴くと、緩急をつけて刺激し始める。
そのまま私の吐き出した滑りを確認するように、彼の指が谷間に沿って這ってくると、
「あ、あんっ……」
恍惚とした心地よさに、抑えたくても声が漏れてしまった。
お風呂場の中で、お湯の溢れ落ちるちょろちょろと言う音と、私のはしたない嬌声と、理人が前を触る、クチュクチュと言う水音が混ざり合って、私は何も考えられなくなる。
「葵咲の中、すごく……熱いね……」
理人が私の中に指を差し入れながら、耳元で熱を吐き出すようにそうつぶやく。
「んっ、やっ……、言わない、でっ」
これ以上辱められたら、私は消えてなくなってしまう。
体温がいつもより高く感じられるのは、お湯に浸かっているせいだと、どうして言えなかったんだろう?
理人の指が、いつもより熱を帯びて感じられるのだって、きっと温泉のせいなのに。
身体から引き抜かれる彼の指を感じながら、ぼんやりとそんな言い訳めいたことを思う。
と、次の瞬間、彼の指なんて比べ物にならないくらい固く熱を帯びたものが、今理人の指を吐き出したばかりの穴にあてがわれた。