君とベビードール
キャンドルサービスの為に、各テーブルをにこやかに笑ってまわる清水。
あぁ。綺麗だ…。
俺が隣にいたかもしれないのに、ちきしょー。
心の中で悪態をつく、俺。
いけない、いけない。
清水を祝福しよう。
思っていたら、清水が俺の座るテーブルにやってきた。
「及川くん。来てくれて、ありがとう。」
微笑む清水は、綺麗だ…。
「清水、お幸せに。」
軽く、頭を下げた俺。
綺麗すぎて、直視出来ないし!!