君とベビードール
仕方がない!いつかは起きるはず!!
先生の本棚から本を一冊抜き出して、読みながら、先生が起きるのを待つことにした。
選んだ本は、牛乳たっぷりのカフェオレを先生が出してくれたときに、先生の机の上に置いてあった本で、懐かしさがこみ上げた。
すでに高校生の時に何度も読んだ本だったけれど、ページをめくると、どんどんのめり込んだ。
時間も忘れて読みふけっていた。
ふと気がついて、時計を確認するとすでに二時間が経っていて、
そう言えば、先生は……?ふと、ベッドを見れば、