君とベビードール




「…さ、さぁ…?」



やっとの事で、返したあたしに、



「…放電、させてよ……。」




あたしの頬に両手を当てて、そのままあたしの顔を上に向かせた。





先生から降ってきたのは、息も出来ないくらいの、激しいキス。




永遠ともとれる、時間が流れて、息が出来ないあたしは、先生の胸をドンドン叩いた。




「――げっほっ…!!」



思わず、咳き込んだあたしに、




「…君はキスが下手だねぇ。」



なんて、笑ってるしっ!!
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