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彼は美乃さんの家にいる間、毎日のようにお菓子を作るけど自分では味見程度であまり食べないから残りは全て美乃さんにまわってくる。
美乃さんも少食ぎみでまた残るからお友達に配っている。
だから食べれるだけ食べて、きつくなったら残していいよと言ってくれた。
わたしも毎日は体重の方も気になるしそう言ってくれるとありがたい。
でも、お菓子作りが趣味でも毎日のように作るのはすごいことだな。
好きなことは毎日好きなだけできるのはうらやましいことだと思うけど。
きっと、わたしは遊馬さんのように好きなことを好きだと言えないことが嫌味っぽいことを考えさせるのだろう。
「じゃあ、早速明日も来ていいですか?」
美乃さんは優しい笑顔をわたしにむける。
「えぇ、好きな時に好きなだけおいで。」
わたしは嬉しくなって満面の笑みではい!と答えた。