お母さんは安心した顔をしていた。

でも、お父さんはまだ少し疑いの目をわたしに送っていた。そうだとしても、たいていお父さんは言葉を発さないのであまり問題ではない。

無駄にしゃべると何を言われるかわからないからお母さんに笑いかけて黙々とご飯を食べた。
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