『191ヶ月13日の命』
もちろん私はこんなに幸せが続いてよいのだろうかと思い、最初は不安もいっぱいありました。
でも一日一日の時間が経つのが不思議なくらい早く、1ヶ月、2ヶ月…とあっという間に過ぎていました。
どんな時でも安心させてくれ、二人で初めて一緒に過ごすイベントも沢山ありました。
ただ、2008年1月4日から謹慎中だった野球に復帰したことで、今までのように頻繁に会えなくなることが分かっていたので、精一杯応援しようと決めていました。
しかし、彼は「OFFの日は全部、絵梨にやる!」と言って、いつも迎えに来てくれたり、時間を有効に使って彼なりにいっぱい会える時間を作ってくれました。
会えない日は、空いた時間にずっと連絡をくれたり、私の我儘にも常に一生懸命応えてくれ、本当に心の支えでした。
彼からの言葉がいつも私を安心させてくれ、一言一言が今でもすごく心に残っています。
もちろん毎日が幸せばかりではなく、たくさん喧嘩もしましたが、何時も冷静に話し合い、一つ一つの喧嘩にもゆっくり時間をかけてくれました。
私が迷惑をかけることがあっても、彼は広い心で受け入れてくれ、"別れ"という言葉は一切ありませんでした。
今思うと、この彼の根っからの優しさは御家族や周りの環境に凄く恵まれていた証なんだなと感心させられます。
そんな彼が私には絶対必要でした。
しかし彼が16歳の誕生日を迎える1ヶ月前に、まさかこんな事故が起きるなんて…。
神様のとんでもない裏切りに私は何もかもを失い、これから先の希望を奪われた気持ちでした。
2月14日バレンタインデー、こんな不幸が起きるなんて予想もしてなかった私に彼が見せてくれた大好きな笑顔が最後の彼の姿でした。
そして次の日の2月15日、いつもと変わらない電話の向こうから聞こえてくる今でも忘れない大好きな笑い声が最後でした。
たった119日の恋でしたが、これからを生きる私にとっては一生忘れる事のない、とても濃い、本当に幸せな119日でした。
この先、彼との恋愛を越える事は絶対にないと思っています。
ただ彼が遺してくれた"人生最後の彼女"という嬉しい一言が一瞬にして悲しい一言に変わってしまいました。
まだ15歳、まだまだ15歳、彼の早すぎる人生に私は伝えたい事がまだ沢山あるのに何も伝えられていない。最後になると分かっていればちゃんと"ありがとう"を、そして"愛している"を伝えたかった。
悲しい・辛い・苦しいなどの感情の中で、何よりもこの事故に対する大きな後悔がありました。
一時は彼の「死」が自分のせいだと責めました。
16日の朝、私は彼と些細な事から喧嘩になってしまい、お互いに喧嘩したままの状態で学校に行っていたので、今思うと、無駄な喧嘩をしてしまったと後悔しかありません。
しかし、私の模試が終わり、恐る恐る携帯を見ると、彼からのメールで仲直り出来たことを知り、ホッと安心してそのまま友達の家に遊びに行きました。そして、彼の部活が終わる連絡を楽しみに待っていました。
彼から部活が終わったといつも通りメールが来たので返事を返すと、いつもは返信が早い彼からしばらく連絡がありませんでした。
私は電話を掛けるか悩みましたが、着替えなどが済んだら電話が来るだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、かかって来た電話はまさかの不幸な知らせでした。
メールの返事が遅いことにもっと早く気付いていたら…、もっと気に掛けてマメに連絡をしていたら…、考えれば考える程、数え切れない後悔ばかりが心に残りました。
でも一日一日の時間が経つのが不思議なくらい早く、1ヶ月、2ヶ月…とあっという間に過ぎていました。
どんな時でも安心させてくれ、二人で初めて一緒に過ごすイベントも沢山ありました。
ただ、2008年1月4日から謹慎中だった野球に復帰したことで、今までのように頻繁に会えなくなることが分かっていたので、精一杯応援しようと決めていました。
しかし、彼は「OFFの日は全部、絵梨にやる!」と言って、いつも迎えに来てくれたり、時間を有効に使って彼なりにいっぱい会える時間を作ってくれました。
会えない日は、空いた時間にずっと連絡をくれたり、私の我儘にも常に一生懸命応えてくれ、本当に心の支えでした。
彼からの言葉がいつも私を安心させてくれ、一言一言が今でもすごく心に残っています。
もちろん毎日が幸せばかりではなく、たくさん喧嘩もしましたが、何時も冷静に話し合い、一つ一つの喧嘩にもゆっくり時間をかけてくれました。
私が迷惑をかけることがあっても、彼は広い心で受け入れてくれ、"別れ"という言葉は一切ありませんでした。
今思うと、この彼の根っからの優しさは御家族や周りの環境に凄く恵まれていた証なんだなと感心させられます。
そんな彼が私には絶対必要でした。
しかし彼が16歳の誕生日を迎える1ヶ月前に、まさかこんな事故が起きるなんて…。
神様のとんでもない裏切りに私は何もかもを失い、これから先の希望を奪われた気持ちでした。
2月14日バレンタインデー、こんな不幸が起きるなんて予想もしてなかった私に彼が見せてくれた大好きな笑顔が最後の彼の姿でした。
そして次の日の2月15日、いつもと変わらない電話の向こうから聞こえてくる今でも忘れない大好きな笑い声が最後でした。
たった119日の恋でしたが、これからを生きる私にとっては一生忘れる事のない、とても濃い、本当に幸せな119日でした。
この先、彼との恋愛を越える事は絶対にないと思っています。
ただ彼が遺してくれた"人生最後の彼女"という嬉しい一言が一瞬にして悲しい一言に変わってしまいました。
まだ15歳、まだまだ15歳、彼の早すぎる人生に私は伝えたい事がまだ沢山あるのに何も伝えられていない。最後になると分かっていればちゃんと"ありがとう"を、そして"愛している"を伝えたかった。
悲しい・辛い・苦しいなどの感情の中で、何よりもこの事故に対する大きな後悔がありました。
一時は彼の「死」が自分のせいだと責めました。
16日の朝、私は彼と些細な事から喧嘩になってしまい、お互いに喧嘩したままの状態で学校に行っていたので、今思うと、無駄な喧嘩をしてしまったと後悔しかありません。
しかし、私の模試が終わり、恐る恐る携帯を見ると、彼からのメールで仲直り出来たことを知り、ホッと安心してそのまま友達の家に遊びに行きました。そして、彼の部活が終わる連絡を楽しみに待っていました。
彼から部活が終わったといつも通りメールが来たので返事を返すと、いつもは返信が早い彼からしばらく連絡がありませんでした。
私は電話を掛けるか悩みましたが、着替えなどが済んだら電話が来るだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、かかって来た電話はまさかの不幸な知らせでした。
メールの返事が遅いことにもっと早く気付いていたら…、もっと気に掛けてマメに連絡をしていたら…、考えれば考える程、数え切れない後悔ばかりが心に残りました。