俺のボディガードは陰陽師。〜第七幕・悪魔の愛〜
そんなわけで。
リビングのソファーの上で。陣内の予言通りにイチャイチャしましたとさ。
陣内らには否定しながらも、イチャイチャする気満々でここに来たし、ヤツの薄着にももちろん誘われた。
約二か月間、会えなかった分。獣のように、激しく貪る。
静かな室内には、息遣いと艶かしい音だけが響いて。
「……はあぁっ、だ、だめっだめ」
「何がダメなの。っつーか、いつ俺の上に乗って腰振ってくれんの?俺、楽しみに待ってんだけど?」
「でっ、できないってぇ……」
「おまえが言い出したことだろが」
会えなくて寂しかったぶん、ちょっと意地悪なことを言ってみたりする。
俺って狭量だな、なんて心の中で苦笑いしながら。
事終えてもう一回しようとしたら、ヤツがベッドベッドうるさいので、互いに裸のままヤツを抱き上げて、寝室へと移動した。
ソファーで散々したのに、そこまでしてベッドに行きたいのか?なんて思いながら。
そして、お望み通りベッドの上に連れて行ってやると、そこからまた獣のようにヤツの体を貪る。
それは、陽が暮れて辺りが薄暗くなるまで続いたのだった。