生徒会室で甘い、秘密の時間
「そうなんだ。
あんな完璧な真璃ちゃんも生徒会好きなんだね。親近感湧くかも」


「はぁ。いい?
真璃は生徒会が好きだからちはるがそんなところに勉強しに行ってるって知られたら....!」


すずはすっごく怖い顔をする。


そして声を低くして続けた。


「かなり陰湿な嫌がらせが起こるかもね」


「真璃ちゃんってそんなことするような子には見えないよ?」


私には天使にしか見えない。


「うーん。ちはるって人柄がいいよねぇ。
真璃のことは疑ってた方がいいよ」


美輝ちゃんもそう付け加える。


「う、うん」


若干びっくりしながらもうなずいたのだった。
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