生徒会室で甘い、秘密の時間
「かかかかかか会長先輩!!!!!!!!」


「動揺しすぎ」


さらりと言ってのける会長先輩....だけど。


そりゃあ動揺するって。


会長先輩の手が私の背中にまわって背中から熱を帯びてくる。


「すみません....」


「いや、大丈夫か」


私の顔は会長先輩から見えていないからいいけど今、とてつもなく赤くなってるはず。


この抱きつく....みたいな構図、なんかなぁ....。


「離してもらっても....」


「ああ、ごめん」


開放された私は会長先輩に向き直る。


「私、も準備したいです」
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