生徒会室で甘い、秘密の時間
「お願いしまーす!良かったら見てみてください」
ポツリ。
冷たいものが頬に当たる。
雨、だ。
怪しい雲行きが当たってたっぽい。
小粒の雨がだんだんと強くなっていく。
やばい。傘ないし。
チラシが濡れちゃう。
持っていたトートバッグにチラシを押し込んでまたチラシを配り始める。
「良かったらお願いします!」
通りすがった中学生は私のチラシを受け取らず一礼して去っていく。
だよね。
雨の中わざわざ濡れたチラシを受けとりたくなんかないよね。
それでも今日中に配って会長先輩の負担を減らしたい。
きっと会長先輩は私の勉強を見ているせいで疲れているから。
ポツリ。
冷たいものが頬に当たる。
雨、だ。
怪しい雲行きが当たってたっぽい。
小粒の雨がだんだんと強くなっていく。
やばい。傘ないし。
チラシが濡れちゃう。
持っていたトートバッグにチラシを押し込んでまたチラシを配り始める。
「良かったらお願いします!」
通りすがった中学生は私のチラシを受け取らず一礼して去っていく。
だよね。
雨の中わざわざ濡れたチラシを受けとりたくなんかないよね。
それでも今日中に配って会長先輩の負担を減らしたい。
きっと会長先輩は私の勉強を見ているせいで疲れているから。