生徒会室で甘い、秘密の時間
「そっか....。でもちはるちゃん、行くだけ行ってほしいの。
家の前でこれだけ掛けて引き返したっていいし....」


莉穂先輩、困ってる。


だよね。莉穂先輩がせっかく買った会長先輩へのお見舞い品。


渡さないと勿体ない。


「わかりました。行きます」


「ほんと?ありがとう。
地図、送っとくわ」


「はい、了解です」


莉穂先輩と連絡先を交換して送られてきた地図。


「よろしくね」


意外とずっしりと重い袋。


「はい!」
< 83 / 289 >

この作品をシェア

pagetop