幼馴染との恋！？～幼なじみの甘い溺愛～

「もー……私なんて……あいちゃんの方がかわいいのに……」

「そうだよ。こいつなんて全然可愛くない。あいちゃんの方が断然かわいいよ」

「か、海斗くんっ……」

どこからか現れた海斗くん。

「わ、私なんて……莉子ちゃんの方が、かわいいよ……」

私と莉子ちゃんでは、莉子ちゃんの方が断然かわいいから、比べないでほしい。

「……」

「あのね……あいちゃんの方が本当にかわいいから！これは、信じて。本当だからね！」

なぜか強引に認めさせてこようとする、莉子ちゃん。

「えっ、と……？」

「莉子。そんな強引に認めさせてることない。あいちゃんは、無自覚の方がいいでしょ」

「……まぁ、そうね。無自覚って言うのもかわいいし」