私のおさげをほどかないで!
「水、飲むか?」
と、いつまでもモタモタしている私に業を煮やしたのか、奏芽さんがウォーターサーバーから冷えた水をグラスに注いで持ってきてくださって。
「あ、ありがと、ございますっ」
私は懸命にベッドの上に身体を起こそうとして、上手くいかなくて泣きそうになる。
「無理しなくていい」
そんな私に優しくそう言って、奏芽さんがそっと抱き起してくださって。
途端下腹部から何かがトロリと流れ出た気がして「ひゃ……」と声が漏れてしまった。
「下、まだバスローブ敷いたままだから気にしなくていいぞ」
優しく頭を撫でられて、奏芽さんからグラスを渡されて……。
なのに私、それをちゃんと掴めなくて落っことしそうになる。
「おっと……」
奏芽さんが寸でのところで受け止めてくださったけれど少し彼の手を濡らしてしまった。
「……ごめん、なさい」
そのことに、心底自分が情けなくて……涙がポロリと溢れ落ちてしまう。
と、いつまでもモタモタしている私に業を煮やしたのか、奏芽さんがウォーターサーバーから冷えた水をグラスに注いで持ってきてくださって。
「あ、ありがと、ございますっ」
私は懸命にベッドの上に身体を起こそうとして、上手くいかなくて泣きそうになる。
「無理しなくていい」
そんな私に優しくそう言って、奏芽さんがそっと抱き起してくださって。
途端下腹部から何かがトロリと流れ出た気がして「ひゃ……」と声が漏れてしまった。
「下、まだバスローブ敷いたままだから気にしなくていいぞ」
優しく頭を撫でられて、奏芽さんからグラスを渡されて……。
なのに私、それをちゃんと掴めなくて落っことしそうになる。
「おっと……」
奏芽さんが寸でのところで受け止めてくださったけれど少し彼の手を濡らしてしまった。
「……ごめん、なさい」
そのことに、心底自分が情けなくて……涙がポロリと溢れ落ちてしまう。