私のおさげをほどかないで!
「凜子に甘いもん食わして、思い切り甘やかしたいって気持ちに変わりはねぇんだけど? なぁ、凜子。クソ真面目なのは凜子の魅力だけどさ、デートの時ぐらい、黙って俺に甘やかされろよ」
な?って声と一緒に「よしよし」って頭を撫でられて、私は照れ臭くて真っ赤になる。
「せっかく買ってきたんだしぃ〜、凜子にもきっちり半分食べてもらわなきゃ〜、アタシ、困るのよぉ?」
奏芽さんが声音を変えていきなりオネェ言葉になって。私はどう反応したらいいのか分からなくて思わず奏芽さんをじっと見つめた。
そのまましばし沈黙――。
「ちょっ、凜子っ! 今の、笑うか引くかするところなんだけどっ?」
私が無表情でじっと見つめてしまったからかな?
奏芽さんがふいっと視線を逸らして、ボソッとつぶやくの。
その横顔、耳が少し赤らんでいる気がして。
もしかして、照れてる?
そう気づいたら何だかホッとしてしまった。
な?って声と一緒に「よしよし」って頭を撫でられて、私は照れ臭くて真っ赤になる。
「せっかく買ってきたんだしぃ〜、凜子にもきっちり半分食べてもらわなきゃ〜、アタシ、困るのよぉ?」
奏芽さんが声音を変えていきなりオネェ言葉になって。私はどう反応したらいいのか分からなくて思わず奏芽さんをじっと見つめた。
そのまましばし沈黙――。
「ちょっ、凜子っ! 今の、笑うか引くかするところなんだけどっ?」
私が無表情でじっと見つめてしまったからかな?
奏芽さんがふいっと視線を逸らして、ボソッとつぶやくの。
その横顔、耳が少し赤らんでいる気がして。
もしかして、照れてる?
そう気づいたら何だかホッとしてしまった。