いちごのけーき

-ガチャガチャ-


「ただいま」

「おかえり〜」


大好きな彼が帰ってきた

わたしの日課
いつもギュッとしてもらう。

「今日はねいいものあるんだ!」

彼は
ニコッと、笑って目の前に
白い小さい箱を差し出す

「開けていいよ」

受け取ると
わたしはテーブルに置いて
箱をひらく

なかには
白と赤のコントラスト
甘い香り


「大好きでしょ?」

後ろからギュッと抱きしめてくれる
振り向くとニッと笑っていた

「一緒にたべよ」

お皿とフォークを取りに行く彼
嬉しすぎて言葉にならない


小走りでついて行き
ギュッと抱きつく

「ん?どした」

「ありがとう」


いつもの
フフっと笑ってる彼。

「どういたしまして」

チュッと
ほっぺたに柔らかい感触

「ほら、早くおいで」

手招きされる
2人で座って
いただきます。

大好きなものを
大好きな人と食べる。

あたりまえの事なのになぁ。




< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

隣のキミ
涼慧/著

総文字数/2,811

恋愛(純愛)3ページ

表紙を見る
喧嘩
涼慧/著

総文字数/2,923

恋愛(純愛)2ページ

表紙を見る
おそろい
涼慧/著

総文字数/3,429

恋愛(純愛)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop