ママになっても、極上ドクターから独占愛で迫られています
「そうだよ。ママは蒼さんが大好きだから、お話したいの。いい?」
「あおともー!」
仲間に入れてほしいと言わんばかりに、脚に腕を巻きつけられて眉根を下げる。
「うーん。蒼斗はDVD見てようか」
「やったー!」
切り替えが早くてとても助かる。苦笑しながらテレビをつけて、蒼斗が好むキャラクターのDVDを流した。ひとりソファに座り、真剣な眼差しを画面に送っているのを確認して蒼さんの方を向く。
蒼さんは、私が「大好き」と本音をこぼしてから、足に根が生えたようにその場に突っ立っていた。
そんなに驚かなくてもいいのに。わかりやすい態度を取っていたはずなんだけどなあ。
ダイニングテーブルに向き合って座り、時間もそうないので単刀直入に伝えた。
「もうわかっていると思うけど、蒼斗は蒼さんの子だよ。今まで黙っていてごめん」
「いい、気にしていない」
蒼さんの眼差しはすべてを包み込むような温かさがあった。
「あおともー!」
仲間に入れてほしいと言わんばかりに、脚に腕を巻きつけられて眉根を下げる。
「うーん。蒼斗はDVD見てようか」
「やったー!」
切り替えが早くてとても助かる。苦笑しながらテレビをつけて、蒼斗が好むキャラクターのDVDを流した。ひとりソファに座り、真剣な眼差しを画面に送っているのを確認して蒼さんの方を向く。
蒼さんは、私が「大好き」と本音をこぼしてから、足に根が生えたようにその場に突っ立っていた。
そんなに驚かなくてもいいのに。わかりやすい態度を取っていたはずなんだけどなあ。
ダイニングテーブルに向き合って座り、時間もそうないので単刀直入に伝えた。
「もうわかっていると思うけど、蒼斗は蒼さんの子だよ。今まで黙っていてごめん」
「いい、気にしていない」
蒼さんの眼差しはすべてを包み込むような温かさがあった。