一途な外科医は彼女の手を繋ぎ止めたい
残りの夏休みを友達と過ごしたり、家でのんびりしたりして過ごした。
最終日、お兄ちゃんとの約束で買い物に出かける。
またたくさん買ってくれることがないように初めから何度も伝えてある。
「由那、これどう?」
私が少しでもいいと言ったら買いそうな勢いなので返答は慎重にする。
とはいえお兄ちゃんとの買い物は気楽で好きなところを見て回れるし、意見もちゃんと言ってくれるから楽しい。
アメリカ仕込みのレディファーストもさりげない。
1日かけてぐるっとショッピングモールを周りご飯をご馳走になって帰るが、車から降りるときに袋を渡された。
「何?これ」
「同僚が夢の国に行くっていうから由那の好きなキャラクターのものを頼んだんだ」
「うわぁ。ありがとう!嬉しい。同僚にもよろしく伝えてね」
「あぁ。それじゃあな。明日から仕事なんだから早く寝ろよ」
私はお兄ちゃんの車を見送り家へ入った。
部屋でお土産を開けてみるとクマのペアのカップとポーチが入っていた。
あれ?
すごく可愛いけど、なんだかこれ既視感をおぼえる。
これ夢の国で見かけたからかな。
ポーチ欲しかったから嬉しいなぁ。
病棟のナースかな?ドクターかな?
どちらにせよお兄ちゃんったら私のために頼んでくれるなんて本当に甘いなぁ。
最終日、お兄ちゃんとの約束で買い物に出かける。
またたくさん買ってくれることがないように初めから何度も伝えてある。
「由那、これどう?」
私が少しでもいいと言ったら買いそうな勢いなので返答は慎重にする。
とはいえお兄ちゃんとの買い物は気楽で好きなところを見て回れるし、意見もちゃんと言ってくれるから楽しい。
アメリカ仕込みのレディファーストもさりげない。
1日かけてぐるっとショッピングモールを周りご飯をご馳走になって帰るが、車から降りるときに袋を渡された。
「何?これ」
「同僚が夢の国に行くっていうから由那の好きなキャラクターのものを頼んだんだ」
「うわぁ。ありがとう!嬉しい。同僚にもよろしく伝えてね」
「あぁ。それじゃあな。明日から仕事なんだから早く寝ろよ」
私はお兄ちゃんの車を見送り家へ入った。
部屋でお土産を開けてみるとクマのペアのカップとポーチが入っていた。
あれ?
すごく可愛いけど、なんだかこれ既視感をおぼえる。
これ夢の国で見かけたからかな。
ポーチ欲しかったから嬉しいなぁ。
病棟のナースかな?ドクターかな?
どちらにせよお兄ちゃんったら私のために頼んでくれるなんて本当に甘いなぁ。