一途な外科医は彼女の手を繋ぎ止めたい
【冬哉さん。私も冬哉さんのことが好きです。冬哉さんに友達宣言をされて、私のことはなんとも思っていないんだと思っていました。冬哉さんの医師としての姿を見て、より自分からかけ離れた存在だと思いました。でも、冬哉さんといると時間が過ぎるのが早くて、もっといたいってずっと思ってました。私は本当に冬哉さんの隣にいていいんでしょうか】
私は本心を正直に書いた。
すると1分もしないうちに電話がかかってきた。
「はい……」
『由那ちゃん?!メッセージありがとう!こんな返信がもらえるなんて驚いてスマホを取り落としたよ。俺は由那ちゃんが好きだよ。この気持ちは確かだよ。揺らがない。さっきも言ったけど分かれたあとまたすぐに会いたいって思ってた。今だって電話で話してるのがもどかしいくらい。明日は休みだよな?一緒に出かけよう。朝も逃げずに公園に来て。待ってるから』
「私、冬哉さんを信じていいんですか?こんな取り柄もない私ですよ」
『由那ちゃんは魅力的だよ。俺は由那ちゃんに惹かれてる。電話で言うのは恥ずかしいからこのくらいにして。また明日話そう!』
「はい。また明日……」
突然始まった電話だったがメッセージではなく彼の言葉でも聞くことができ、さっきまで泣きくれていたのが嘘のよう。
私の胸はドキドキして、手が震えてきた。
安心した。
けど今度はドキドキが止まらなくなった。
明日、どんな顔して会ったらいいんだろう。
私は本心を正直に書いた。
すると1分もしないうちに電話がかかってきた。
「はい……」
『由那ちゃん?!メッセージありがとう!こんな返信がもらえるなんて驚いてスマホを取り落としたよ。俺は由那ちゃんが好きだよ。この気持ちは確かだよ。揺らがない。さっきも言ったけど分かれたあとまたすぐに会いたいって思ってた。今だって電話で話してるのがもどかしいくらい。明日は休みだよな?一緒に出かけよう。朝も逃げずに公園に来て。待ってるから』
「私、冬哉さんを信じていいんですか?こんな取り柄もない私ですよ」
『由那ちゃんは魅力的だよ。俺は由那ちゃんに惹かれてる。電話で言うのは恥ずかしいからこのくらいにして。また明日話そう!』
「はい。また明日……」
突然始まった電話だったがメッセージではなく彼の言葉でも聞くことができ、さっきまで泣きくれていたのが嘘のよう。
私の胸はドキドキして、手が震えてきた。
安心した。
けど今度はドキドキが止まらなくなった。
明日、どんな顔して会ったらいいんだろう。