4人のお兄ちゃんは王子様!?
≪結衣side≫
大雅兄が榊さんに怒鳴りかかった時…。
私の心臓はドキンと跳ねた。
そして大雅兄の事さらに好きになってしまっていた。
大「なぁ。なんでそんなに俺についてくるんだよ。」
結「違うよ。私が行きたいところに大雅兄が居るんだもん。」
大「じゃ、俺ソファ行くわ。」
結「私もっ!!」
大「えー。じゃ、俺キッチン行ってお茶でも飲むかな。」
結「私もお茶飲みたくなってきた!!」
私は大雅兄の跡を追ってキッチンへ向かった。
大「やっぱりついてきてるじゃん。」
結「私…お茶を……」
慌ててそう言うと大雅兄はグラスに牛乳を注ぎ私の頭をポンと叩くようにグラスを置いた。
大「結衣は牛乳なっ!」
と言ってニカッと笑う大雅兄。
結「またぁ!?」
大「早く治すんだろ?わがまま言わないで飲め。」
結「意地悪っ!」
大「そう言うならついてくんな、ボケ。俺部屋行くわ。」
そう言って自分の部屋に行ってしまう大雅兄。
なんで逃げるのよー!
本当意地悪。
せっかく一緒にいるんだから側にいたっていいじゃん。
私は牛乳を一気に飲み干すと勉強道具を部屋に取りに行って大雅兄の部屋へ行った。
大「また来たのか。」
結「いいじゃん!!勉強教えて!!」
大「病人なんだから部屋で寝てろ。」
結「だってぇ…せっかく側にいるのに…」
私がそう言うと大雅兄は“はぁ…”とため息をついた。
大「分かったよ…じゃ、俺のベッド使っていいから横になっとけ。」
結「いいの!?」
大「なんで嬉しそうなんだよ…」
結「だって大雅兄と一緒に居れるもん!」
私が笑顔でそう言うと大雅兄は大きな手で私の頭をポンっと優しく叩いた。
大「そんな言葉…他の男に言うなよ?……襲われるぞ。」
結「大雅兄だから言ったんだもん…」
大「ほら。早く入れ。」
結「うん!」
そして私を部屋に入れると大雅兄はすぐに私をベッドに横にした。
大「お前…熱は?」
結「もうへっちゃらだよ!」
と私が言うと大雅兄は私のおでこに手を当てた。
大「大丈夫そうだな。ってかお前さっきの牛乳は?」
結「ちゃんと飲んだよ!」
大「全部?」
結「全部。」
そう言った瞬間大雅兄は私の頬をムニッとつねってきた。
結「いひゃい…(痛い)。」
大「一気に飲まずにゆっくり飲まないとダメだろ。」
結「だってぇ……」
大雅兄が逃げるから……。
大「だってじゃない。返事は?」
結「はい……」
私が返事をすると大雅兄は頬を離すと頭をポンポンと撫でた。
私を怒る大雅兄だけどそんな大雅兄にも優しさを感じてしまう私。
どんどんと好きが増していく。
すると突然着ていたTシャツを脱ぎ始めた大雅兄。
結「きゃー!なんで脱ぐの!?」
大「着替えるんだよ!」
結「心臓に悪い…」
すると後ろを向いて着替える大雅兄の背中に大きな痣があるのに気付いた。
結「背中のその痣……。」
大「あー。これか?これ…生まれつきなんだ。」
新しいTシャツを着ながらそう言う大雅兄。
結「コンプレックスにならないの?」
大「なんで?」
結「いや…私も同じところにあるから…似たような痣。」
大「まじ?」
結「うん…。」
私はずっとコンプレックスだったけどな。
大「でも別に服で隠れる場所だしよくね?」
結「そっか。でも意外なところにお揃いがあったね!!」
大「俺は見てねぇけどな。」
大雅兄はそう言って笑った。
ずっとコンプレックスだったけど…
大雅兄と同じだと考えるとなんか逆にチャームポイントなのかもしれないな。
私はそう思い、少し嬉しくなった。
大雅兄が榊さんに怒鳴りかかった時…。
私の心臓はドキンと跳ねた。
そして大雅兄の事さらに好きになってしまっていた。
大「なぁ。なんでそんなに俺についてくるんだよ。」
結「違うよ。私が行きたいところに大雅兄が居るんだもん。」
大「じゃ、俺ソファ行くわ。」
結「私もっ!!」
大「えー。じゃ、俺キッチン行ってお茶でも飲むかな。」
結「私もお茶飲みたくなってきた!!」
私は大雅兄の跡を追ってキッチンへ向かった。
大「やっぱりついてきてるじゃん。」
結「私…お茶を……」
慌ててそう言うと大雅兄はグラスに牛乳を注ぎ私の頭をポンと叩くようにグラスを置いた。
大「結衣は牛乳なっ!」
と言ってニカッと笑う大雅兄。
結「またぁ!?」
大「早く治すんだろ?わがまま言わないで飲め。」
結「意地悪っ!」
大「そう言うならついてくんな、ボケ。俺部屋行くわ。」
そう言って自分の部屋に行ってしまう大雅兄。
なんで逃げるのよー!
本当意地悪。
せっかく一緒にいるんだから側にいたっていいじゃん。
私は牛乳を一気に飲み干すと勉強道具を部屋に取りに行って大雅兄の部屋へ行った。
大「また来たのか。」
結「いいじゃん!!勉強教えて!!」
大「病人なんだから部屋で寝てろ。」
結「だってぇ…せっかく側にいるのに…」
私がそう言うと大雅兄は“はぁ…”とため息をついた。
大「分かったよ…じゃ、俺のベッド使っていいから横になっとけ。」
結「いいの!?」
大「なんで嬉しそうなんだよ…」
結「だって大雅兄と一緒に居れるもん!」
私が笑顔でそう言うと大雅兄は大きな手で私の頭をポンっと優しく叩いた。
大「そんな言葉…他の男に言うなよ?……襲われるぞ。」
結「大雅兄だから言ったんだもん…」
大「ほら。早く入れ。」
結「うん!」
そして私を部屋に入れると大雅兄はすぐに私をベッドに横にした。
大「お前…熱は?」
結「もうへっちゃらだよ!」
と私が言うと大雅兄は私のおでこに手を当てた。
大「大丈夫そうだな。ってかお前さっきの牛乳は?」
結「ちゃんと飲んだよ!」
大「全部?」
結「全部。」
そう言った瞬間大雅兄は私の頬をムニッとつねってきた。
結「いひゃい…(痛い)。」
大「一気に飲まずにゆっくり飲まないとダメだろ。」
結「だってぇ……」
大雅兄が逃げるから……。
大「だってじゃない。返事は?」
結「はい……」
私が返事をすると大雅兄は頬を離すと頭をポンポンと撫でた。
私を怒る大雅兄だけどそんな大雅兄にも優しさを感じてしまう私。
どんどんと好きが増していく。
すると突然着ていたTシャツを脱ぎ始めた大雅兄。
結「きゃー!なんで脱ぐの!?」
大「着替えるんだよ!」
結「心臓に悪い…」
すると後ろを向いて着替える大雅兄の背中に大きな痣があるのに気付いた。
結「背中のその痣……。」
大「あー。これか?これ…生まれつきなんだ。」
新しいTシャツを着ながらそう言う大雅兄。
結「コンプレックスにならないの?」
大「なんで?」
結「いや…私も同じところにあるから…似たような痣。」
大「まじ?」
結「うん…。」
私はずっとコンプレックスだったけどな。
大「でも別に服で隠れる場所だしよくね?」
結「そっか。でも意外なところにお揃いがあったね!!」
大「俺は見てねぇけどな。」
大雅兄はそう言って笑った。
ずっとコンプレックスだったけど…
大雅兄と同じだと考えるとなんか逆にチャームポイントなのかもしれないな。
私はそう思い、少し嬉しくなった。