4人のお兄ちゃんは王子様!?
日常
≪結衣side≫
あれから数日経って大雅兄が退院した。
そして退院するとすぐに大雅兄はまた大学へ行くために家を出てしまった。
もう少し一緒にいたかったけどしょうがないか……。
大雅兄も頑張ってるんだから私も頑張らないとね!
学校はなんとか秀兄のおかげで退学届は取り下げてもらい、私も校長先生に謝りに行きなんとかまた通えるようになった。
もうこれ以上迷惑をかけないようにしなきゃ!!
それからしばらく経ったある日のこと。
真「結衣~!今日放課後バスケしよーぜ!」
結「うん!榊さんに連絡しとくね!」
紗「大雅いたらバスケでボコボコにしてやるんだけどなぁ!」
真「それな!!」
結「大雅兄?勝てるわけないよ~!運動神経抜群だもん!」
真「そこは5対1に決まってるだろ!」
結「それは…うん。大雅兄相手でも勝てそうだね…。」
そういえば…真央ちゃんや紗希ちゃんの話題から大雅兄の名前がよく出る。
それも大雅兄のコミュニケーション能力の高さなんだろうか…。
あまりにも人気だと少し妬いてしまう…。
そして放課後私はバスケをするために体育館へ行った。
真「結衣パス!」
私は真央ちゃんのパスを受け取るとそのままシュートを決めた。
紗「また結衣のチームの勝ちかよ。」
結「あはは…。」
真「結衣は本当運動神経いいよなー。」
紗「小さいくせにちょこまか動くからね。」
結「ちょこまかって……」
私たちは紗希ちゃん真央ちゃんと友達2人集めての5人でバスケをしていた。
真「たまにはこーやってバスケするのもいいな!」
結「そうだね…私少し休憩してるね!」
紗「じゃあうちら4人でやってるわ。」
結「うん!」
あまり激しい運動をしすぎるとやっぱり息上がるなぁ。
無理し過ぎないようにしないと喘息でそう。
真「結衣、大丈夫?無理すんなよ?」
結「うん!大丈夫!」
そんな話をしていると…
秀「結衣ちゃんいる~?」
と秀兄がやってきた。
結「秀兄…あ…秀先生どうしたの?」
秀「あぁ…いた。榊さんにあまり激しい運動は喘息出やすいからって…でもちゃんと休憩もしてるし大丈夫そうだね。」
結「うん!ありがとう!大丈夫だよ!」
秀「そっか…!俺もう仕事終わったし今日一緒に帰ろうか!職員室で待ってるよ。」
結「うん!あ、秀兄も一緒にバスケする?」
私がそう話すと…
真「いいね!やろうよ!秀兄!」
秀「お前らの兄貴になったつもりはない…。教師にくらい敬語を使え。」
紗「結衣も入れたら3対3で出来るじゃん!」
真「でも数学教師だぜ?意外と弱ぇかもよ?」
秀「お前らの言葉遣いはどうにかならんのか…。まぁいい。1回だけなら勝負するか。」
結「本当!?」
そして私たちはその後もバスケを続けた。
真「なんでこんなに勝てねぇんだよ…」
はぁはぁと息切れをしながら言う真央ちゃんに、息切れしてすらいない秀兄は口を開いた。
秀「学生時代バスケやってたからな。」
紗「それでこんな強いんかよー!反則だろ!!」
結「反則って…」
真「じゃあ次!結衣との1on1で!」
結「え…私と秀兄!?それはちょっと…」
……勝てる気がしない。
って秀兄がこんなに強いのめちゃくちゃ意外かも。
秀「そうだよ。今日はもう遅いし帰ろう!」
結「あ!本当だ!もう外暗くなってきちゃったね!」
真「しょーがねー帰るか!」
私たちは今日は帰ることにした。
あれから数日経って大雅兄が退院した。
そして退院するとすぐに大雅兄はまた大学へ行くために家を出てしまった。
もう少し一緒にいたかったけどしょうがないか……。
大雅兄も頑張ってるんだから私も頑張らないとね!
学校はなんとか秀兄のおかげで退学届は取り下げてもらい、私も校長先生に謝りに行きなんとかまた通えるようになった。
もうこれ以上迷惑をかけないようにしなきゃ!!
それからしばらく経ったある日のこと。
真「結衣~!今日放課後バスケしよーぜ!」
結「うん!榊さんに連絡しとくね!」
紗「大雅いたらバスケでボコボコにしてやるんだけどなぁ!」
真「それな!!」
結「大雅兄?勝てるわけないよ~!運動神経抜群だもん!」
真「そこは5対1に決まってるだろ!」
結「それは…うん。大雅兄相手でも勝てそうだね…。」
そういえば…真央ちゃんや紗希ちゃんの話題から大雅兄の名前がよく出る。
それも大雅兄のコミュニケーション能力の高さなんだろうか…。
あまりにも人気だと少し妬いてしまう…。
そして放課後私はバスケをするために体育館へ行った。
真「結衣パス!」
私は真央ちゃんのパスを受け取るとそのままシュートを決めた。
紗「また結衣のチームの勝ちかよ。」
結「あはは…。」
真「結衣は本当運動神経いいよなー。」
紗「小さいくせにちょこまか動くからね。」
結「ちょこまかって……」
私たちは紗希ちゃん真央ちゃんと友達2人集めての5人でバスケをしていた。
真「たまにはこーやってバスケするのもいいな!」
結「そうだね…私少し休憩してるね!」
紗「じゃあうちら4人でやってるわ。」
結「うん!」
あまり激しい運動をしすぎるとやっぱり息上がるなぁ。
無理し過ぎないようにしないと喘息でそう。
真「結衣、大丈夫?無理すんなよ?」
結「うん!大丈夫!」
そんな話をしていると…
秀「結衣ちゃんいる~?」
と秀兄がやってきた。
結「秀兄…あ…秀先生どうしたの?」
秀「あぁ…いた。榊さんにあまり激しい運動は喘息出やすいからって…でもちゃんと休憩もしてるし大丈夫そうだね。」
結「うん!ありがとう!大丈夫だよ!」
秀「そっか…!俺もう仕事終わったし今日一緒に帰ろうか!職員室で待ってるよ。」
結「うん!あ、秀兄も一緒にバスケする?」
私がそう話すと…
真「いいね!やろうよ!秀兄!」
秀「お前らの兄貴になったつもりはない…。教師にくらい敬語を使え。」
紗「結衣も入れたら3対3で出来るじゃん!」
真「でも数学教師だぜ?意外と弱ぇかもよ?」
秀「お前らの言葉遣いはどうにかならんのか…。まぁいい。1回だけなら勝負するか。」
結「本当!?」
そして私たちはその後もバスケを続けた。
真「なんでこんなに勝てねぇんだよ…」
はぁはぁと息切れをしながら言う真央ちゃんに、息切れしてすらいない秀兄は口を開いた。
秀「学生時代バスケやってたからな。」
紗「それでこんな強いんかよー!反則だろ!!」
結「反則って…」
真「じゃあ次!結衣との1on1で!」
結「え…私と秀兄!?それはちょっと…」
……勝てる気がしない。
って秀兄がこんなに強いのめちゃくちゃ意外かも。
秀「そうだよ。今日はもう遅いし帰ろう!」
結「あ!本当だ!もう外暗くなってきちゃったね!」
真「しょーがねー帰るか!」
私たちは今日は帰ることにした。