4人のお兄ちゃんは王子様!?
≪結衣side≫
目を覚ますと私は自分の部屋のベッドの上で眠っていた。
大「起きたか?」
そこにら私の顔を鬼の形相で睨んでいる大雅兄がいた。
結「大雅兄…」
大「なんで言わなかった?」
結「え?」
大「具合悪かったんだろ…?俺、言えって言ったよな?」
結「ごめんなさい…。でも私電話かけて……」
そう言いかけたところで話すのをやめた。
そもそも私…。
電話かけた気になっているだけでかけていないのかもしれない。
そもそも寝過ぎて身体が重いなんて無理してしまった自分も悪い。
大「お前が倒れるくらい具合悪いなら行かなかったよ。」
…分かってる。
大雅兄はそーゆー人だって。
でも…。
結「……ごめんなさい。」
でも私だって分からなかったんだよ。
本当に昨日の時点でなんともなくて…
朝起きた時も眠いくらいで特に熱っぽさとかもなかった。
自分自身いつから具合悪かったのかも分からない。
なのに…。
そんなことで頭がいっぱいいっぱいになっていると…
大「無事で良かったよ。本当に。」
と大雅は言った。
さっきまで怒っていた大雅兄とは違って泣きそうな顔をして。
結「ごめんなさい…。」
大「でも…どーやって病院行ったんだ?」
結「えっと…気を失う前に誰かに電話をかけたような…。」
私は携帯の履歴を見た。
う…。
私榊さんに電話しちゃってる…。
結「やってしまった…。榊さんせっかくのお休み中なのに…。」
でも…。
お仕事休みなのにわざわざ家まで来てくれたってことだよね。
あとでお礼言わなきゃな。
大「チッなんで俺じゃねーんだよ。」
結「大雅兄電話したかったんだけど余裕なくて適当にかけちゃった…」
大「でも…電話をかけようとしただけでも結衣にしてはかなり成長だな。」
と言って私の頭をポンポンと撫でる大雅兄。
私はなんだか嬉しくて顔が少し熱くなった。
大「電話をかけていたと知らずに怒ってごめんな。」
結「んーん。私こそもっと早く言わなくてごめんね。」
大「本当だよ!琉兄から聞いた時心臓が飛び出るかと思ったぜ。」
そう少し怒ったように言う大雅。
………不謹慎だけどかっこいい。
私がそんな大雅兄に見惚れていると大雅は
大「じゃあ…俺はそろそろ部屋行くからちゃんと無理せず休むこと。いいな?」
と言って頭を撫でてきた。
結「うん。分かった。」
そう返事をすると大雅兄が手をヒラヒラと振り部屋を出て行行った。
その様子を確認するとすぐに私は榊さんに電話をかけることにした。
目を覚ますと私は自分の部屋のベッドの上で眠っていた。
大「起きたか?」
そこにら私の顔を鬼の形相で睨んでいる大雅兄がいた。
結「大雅兄…」
大「なんで言わなかった?」
結「え?」
大「具合悪かったんだろ…?俺、言えって言ったよな?」
結「ごめんなさい…。でも私電話かけて……」
そう言いかけたところで話すのをやめた。
そもそも私…。
電話かけた気になっているだけでかけていないのかもしれない。
そもそも寝過ぎて身体が重いなんて無理してしまった自分も悪い。
大「お前が倒れるくらい具合悪いなら行かなかったよ。」
…分かってる。
大雅兄はそーゆー人だって。
でも…。
結「……ごめんなさい。」
でも私だって分からなかったんだよ。
本当に昨日の時点でなんともなくて…
朝起きた時も眠いくらいで特に熱っぽさとかもなかった。
自分自身いつから具合悪かったのかも分からない。
なのに…。
そんなことで頭がいっぱいいっぱいになっていると…
大「無事で良かったよ。本当に。」
と大雅は言った。
さっきまで怒っていた大雅兄とは違って泣きそうな顔をして。
結「ごめんなさい…。」
大「でも…どーやって病院行ったんだ?」
結「えっと…気を失う前に誰かに電話をかけたような…。」
私は携帯の履歴を見た。
う…。
私榊さんに電話しちゃってる…。
結「やってしまった…。榊さんせっかくのお休み中なのに…。」
でも…。
お仕事休みなのにわざわざ家まで来てくれたってことだよね。
あとでお礼言わなきゃな。
大「チッなんで俺じゃねーんだよ。」
結「大雅兄電話したかったんだけど余裕なくて適当にかけちゃった…」
大「でも…電話をかけようとしただけでも結衣にしてはかなり成長だな。」
と言って私の頭をポンポンと撫でる大雅兄。
私はなんだか嬉しくて顔が少し熱くなった。
大「電話をかけていたと知らずに怒ってごめんな。」
結「んーん。私こそもっと早く言わなくてごめんね。」
大「本当だよ!琉兄から聞いた時心臓が飛び出るかと思ったぜ。」
そう少し怒ったように言う大雅。
………不謹慎だけどかっこいい。
私がそんな大雅兄に見惚れていると大雅は
大「じゃあ…俺はそろそろ部屋行くからちゃんと無理せず休むこと。いいな?」
と言って頭を撫でてきた。
結「うん。分かった。」
そう返事をすると大雅兄が手をヒラヒラと振り部屋を出て行行った。
その様子を確認するとすぐに私は榊さんに電話をかけることにした。